【おたよりコラム】いろいろ変わる時期に
- 4月1日
- 読了時間: 4分
しばふハウスやこのキッズクラブasoneはちょっと不思議な場所だと思う。今は小さい子がなかなか自由に遊びにいきにくい場所になっているのでいまいち伝わりにくいかもしれないけれど、最初のしばふハウスを知っている方はなんとなく感覚的にわかる方も多いのではないかな、と思う。なにがか、というと、0歳1歳のころから遊びにきて、小学校入学前も一緒に過ごし、小学生になっていろいろな体験を一緒にし、中学生や高校生、になって勉強を深めたり、スタッフとして関わったりと、とにかく関わっている期間が長いということ。ただ、ここ3年ぐらいは施設の関係で小さい子がきやすい自由な開放やイベントがなかなかできていないので、しばふハウスは、教室やイベントの場所と感じている方が多いのではないかと思う。実際、先日、お話ししていたら「しばふハウスは小中学生の教室とイベントをやっていると思っていた!まさかそんな小さい子がきていたなんて知りませんでした!」と言われ、はっとした。もう前のしばふハウスを知らない方が多いのだなぁ、と。前のしばふハウスは小さい子が初めて寝返りをうったり、イヤイヤ期を一緒に乗り越えたり、トイトレを一緒にしたり、初めてのプールを経験したり、毎日がそんなことであふれている場所だった。どんな年齢の子も、もちろん大人も、もっと気楽に立ち寄れる居場所をつくりたいという想いが今も心にある。 そもそも私が子どもたちや育児に興味をもちはじめたのは、社会人になってから。児童養護施設のサポートをする団体でボランティアをして、子どもたちの支援以上に、子育て中のお母様方がいろいろなことで、精神的にも肉体的にも大変なことが大きなことはもちろん小さいことも含めたら毎日山のようにあることをしり、そんな子育て中のお母様方が少しでも気を楽に育児ができるように、まちぐるみで子どもたちを育てていくことができないかと思い始めたのがきっかけだった。母親が少しでも楽にいることができたら、子どもたちはのびのびと成長していくことができる。そう思って今の活動をはじめることにした。その後、子どもたちに触れ合えば触れ合うほど、子どもたちの悩む表情、わかった!という目、相手を信頼した時に見せる態度、そんな魅力にどんどん惹き込まれ、今のような教室やイベントを行うようになっていった。
でもこうして教室を10年続けてこれたのは、たくさんの方のサポートがあったから。そもそもこの場所でやる、と決意したのは、10年前、もうこの場所から、子どもたちから離れようと思っていた私を引き留め、応援してくれた当時関わっていた子どもたちやそのご家族のみなさまのおかげ。今の活動はそのときいただいた恩を、恩送りという形でこのまちに恩返しができたらと思っているから。でもこうして活動していると、本当にたくさんの方に、助けていただき、返さなきゃいけない恩は増えていくばかり。少しでもみなさまに、子どもたちに、教室や居場所として、これからも恩を送り続けていけたらいいなぁと思っています。 4月。クラスが変わったり、学校が変わったり、とさまざまな環境が変化する時期かと思います。きっと大人も子どももみんな気を張ることがおおいのではないかと思います。そんななか、いつもの場所、として少しでも安心して気を抜くことができる居場所になれるよう、教室の時間だけの関わりではなく、一緒に子どもたちを見守るひとりとして関わっていくことができたらと思っています。学習面のことはもちろんですが、本当にどんなことでも、頼ってもらえたらとても嬉しいです!前のしばふをやっていたときには、「自転車の補助輪外してー」「家のテレビの配線がわからない」「家に虫が出た!!」なんでも駆けつけていました!子どもたちにとっても悩みがあったら、なんなら悩みがなくても、話したくなる相手であれるよう、どんと構えていきたいと思います! 本年度もひとりひとりの魅力を引きだしていけるよう努めてまいります。どうぞよろしくお願いします。
三尾 新










コメント