【おたよりコラム】一緒にすごしながら
- 12 時間前
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『古民家』『たこパ』『ディズニー(泊まり)』『スポッチャ』『高学年ガチ運動会』『ごはんかい(夜)』『ボードゲーム大会』『ねこイヌカフェ』『学校おにご』『お花見』『しばふで泊まり会』「6年生へ、春休みの卒業企画、やりたいことがあったらかいてねー」とホワイトボードに書いておいたら1週間足らずで集まった企画案の一部だ。卒業企画でやりたいことを書いてもらうようになって、7年ぐらいたったけれど、これが毎年おもしろい。アイデアの内容ももちろんだけど、アイデアがたくさん集まる年とあまり集まらない年とがある。今年はたくさん集まった年。このアイデアがたくさん集まる年の子との関係はより近い関係になっているように思う。近いというのは、先生と生徒、教室に通っているという感覚よりも、しばふハウスや教室を居場所として考えてくれているように思う。それは、子どもたちもだし保護者のみなさまとの関係もそうかもしれない。それこそ、卒業企画とは関係ないときでも「トランポリン行きたい!」「しばふで映画みたい!」「みおいましばふいる?」と子どもたちから気軽に連絡がくる関係が作れていたり、保護者の方からも、「今日ちょっとでかけなきゃいけなくて、子どもたち夜までいってもいいー?」とか「BBQしようと思ってるんだけどくるー?」「SUPいくんだけど一緒にいくー?」と声をかけてもらえることも多い。普通に考えたら、塾の先生に遊びにいこーと声をかけることはしないようにも思うし、人によっては時間外の仕事と捉えて申し訳なくて声をかけることはしないものなのかもしれない。でも私はというと、こうした教室だけではなく、一緒に成長に関われる関係にお子さんや保護者のみなさまとなれることが嬉しいし、そんな素敵な関わりを目指してもいる。
こうした近い関わり方をしてくれる子どもたちに、比較的大きい子が多いのは、教室としてというより、『しばふハウス』という居場所・遊び場として小さい頃から当たり前のように関っていた方が多いからというのもひとつの大きな理由なのだろうな思う。今は遊び場として誰でもどうぞーという雰囲気にできていないけれど、教室やイベントの関わりの中でも、そんな関係をつくっていきたいと思っている。 でも、子どもたちから相談も頼ることもわがままも、本当になんでもいってもらえる関係を作るのは、簡単ではない。そんな関係を作るためには何か決まったことをするとか、なんでも受け入れるよーという姿勢だを見せてもうまくいかないけれど、一緒になにもしない時間を過ごしたり、子どもの世界の中で、遊び切る時間を大切にしていると、子どもたちが自由に自分らしさを表現できるようになる。そして、効率や正解とは離れた子どもたちの世界を一緒に共有できると、どんどんいきいきとした表情をみせてくれるようになる。でもこの子どもたちの世界に入るというのは、心や時間に追われる日々の中だとなかなか難しい。私も子どもたちと関わるとき、次の予定など時間の終わりがあるとゆったりと世界を共有することができなくなってしまう。パソコンやスマホが使えるようなときだと、他の連絡にも気がいってしまい、向き合いきれなくなる。一緒になにもしない時間を過ごしたり、子どもの世界に入ったりするには、心の余裕と、長い時間をすごすことが必要になってくる。最近おこなったスキーやスケートのイベントの時には、子どもたちに最初から最後まで思いっきり向き合っている。そうすると子どもたちからの言葉の数もどんどん増えてくる。言葉の数が増えてくると、挑戦もするようになる。挑戦が増えると、ちいさな成功の体験をたくさん一緒にすることができる。成功だけではなく、それまでにたくさんの失敗を一緒に楽しめると、お互いなんでも自分をさらけだせるようになれる。この人の前ならさらけ出していいんだ。と思ってもらえるよう、教室の中でも教室外でもたくさんのことを一緒に経験していきたいと思う。
今は3月。もう少しするとまた年度が変わり、学年や学校、友だち関係、たくさんのことが変わる時期がくる。たくさんの変化の中で、しばふハウスが、教室が、私が、ひとりひとりの子どもたちにとって、いつもと変わらないなんでも大丈夫な場所として安心できる場所として感じてもらえるよう目の前のひとつひとつを大事にしていきたいと思う。
三尾 新












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